代表挨拶
早稲田大学校友会は「ワセダの絆」で結ばれた同窓会組織です。学生を支援し、社
会に貢献するとともに、自らも思い切り楽しむのが校友会活動です。
来年2026年に創立40周年を迎える佐倉稲門会の会員数は約150名、佐倉市と酒
々井町在住が中心ですが、近隣の校友も会員となっています。千葉県下24地域稲門
会の中でも、佐倉稲門会は開催行事が多彩でとても魅力的、同好会も多岐にわたっ
て活動していると評されています。継続的な母校支援や地域社会の文化向上にも貢
献していると自負しております。これもひとえに、歴代の会長を始めとする会員の皆さま、
校友の皆さま、地域の皆さまのご支援の賜物と考えています。
佐倉稲門会では屈託なく付き合う楽しい人間関係の構築、人の繋がりをこれからも
大事にして参ります。微力ではありますが、多くの方々から愛される和気藹々とした交
流の場としての佐倉稲門会を目指して努力していきたいと思っています。
このホームページをご覧になった早稲田大学校友の皆さま、佐倉稲門会に入会さ
れて幅広い年代の方々とのコミュニケーションを一緒に楽しみませんか。ご入会を心か
らお待ちしております。
以下に佐倉稲門会の歴代会長の貢献努力を記すことで、歴史を振り返ってみます。
佐倉稲門会は1986年(昭和61年)10月18日に産声をあげました。佐倉厚生園記念
館で開催された設立総会には会員60名と、来賓として早稲田大学から小山宙丸常任
理事(後の総長)、佐倉市から菊間健夫市長が出席されています。現在まで続くコンサ
ート活動は設立時から始められており、設立総会に先立って佐倉市民音楽ホールで
ボニージャクスのコンサートが開催されています。稲門会設立の中心となった方々は、
高校の校長、教頭出身の方が多く、初代会長の大塚嘉一郎氏が文学部出身(昭和
26年卒業)以外、教育学部出身の方が役職を占めています。現役の大学生4名が役
員に名前を連ねており、精力的に会員を募ったことが想像されます。
1993年(平成5年)に二代目会長に就任された滑川恒壽氏も教育学部出身(昭和
28年卒業)で、佐倉稲門会活動の三つの目的「会員相互の親睦の深化」「母校早稲
田大学の発展に協力」「地域社会の文化向上に寄与」を決められ、会員の方々のみな
らず関係する多くの方々に喜ばれ慕わられる活動を行ってこられました。
2005年(平成17年)には、三代目会長に花川宏氏(昭和29年理工学部卒業)が
就任され、多くの親睦行事や同好会活動を始められ会員の増強と会の隆盛を確固た
るものにされてこられました。また千葉県支部活動への積極参画を推進されました。
2011年(平成23年)、四代目会長に就任された高橋輝久氏(昭和39年法学部卒
業)は、自ら俳句、座禅、能と謡の集まりを主催されるなど会の活性化を図ってこられま
した。佐倉稲門会活動を幅広く広報されて会員も増加しました。
2015年(平成27年)五代目会長松平武史氏(昭和43年商学部卒業)が就任され
ました。佐倉稲門会の地域貢献行事となっているコンサート開催を中心的に運営され
るとともに、里山散策と野草を食べる会、ゴルフサークルを主催され、2016年(平成
28年)6月に発行された佐倉稲門会30年誌をまとめられました。また、2018年(平成
30年)4月には早稲田大学校友会千葉県支部長に就任され、4年間千葉県支部の発
展に寄与されました。この間早稲田大学評議員としても大いに活躍されました。
そして2018年(平成30年)六代目会長竹鼻始氏(昭和47年理工学部卒業)が就任
されました。佐倉稲門会幹事長10年の実績経験と豊かな知見の下、多彩な行事や活
発な同好会活動が継続するようリーダーシップを発揮されました。
コロナ禍が3年間続き対面の活動を自粛せざるを得ませんでしたが、その間も会員相
互のコミュニケーションを図るべく腐心されました。これは千葉県下の他の稲門会から
も高く評価されています。
このような先輩方の多くの実績を引き継ぐ形で、2023年(令和5年)6月の総会のご
承認を得て、私が第七代目の会長に就任しました。 1973年(昭和48年)政治経済
学部卒業です。役員や会員の皆さま、地域の皆さまに支えられて佐倉稲門会を運営
しております。今後とも益々のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
佐倉稲門会会長
森山泰充

